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2011年2月24日

三日坊主にならない方法

今日届いたメールの内容がよかったので転記。 【Illustrator習得】ダイエットでも活かせる「三日坊主にならない方法」mag2 0000155157


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<前略>


三日坊主は、実はやる気や根性の問題ではなく、
脳のしくみによる生理現象であるということ。

どれだけ自分の成長や進歩を望んでも、
脳の中にある原始的な本能の部分が、
何か変化が起こると見るや反射的にそれを避ける。

これが三日坊主のメカニズムであるということを、
お話ししました。

今回は、三日坊主のメカニズムを上手く回避して、
自分の望む成長や進歩を手に入れる方法、
つまりIllustratorを学習する上で、
三日坊主にならずに済む方法をお伝えします。

これはIllustratorに限らず、
どんな学習にも役立ちますし、
ダイエット、筋トレなどにも役立ちます。

ぜひ活用してください。


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脳をだます
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「大脳辺縁系」は変化を避けようとする、
というお話をしました。

太古の昔、今よりずっと環境が厳しかった頃、
我々の祖先にとって環境の変化は、
そのまま身の危険を意味しました。

自分の命を守るために「変化=危険」と認識して、
あらゆる変化を回避する機能が脳には備わっており、
それは今も尚、我々の脳の中で機能し続けています。

そして、この機能は生命維持に関わるものですから、
とてもパワーが強い。

「変化を避ける」という本能と、
「変化(=成長)を求める」という理性。

本能と理性とでは力の強さが違います。

そして我々は、その成長や学びが、
どれ程自分にとって良い事だとわかっていても、
まんまと現状維持の為の行動をとってしまう。

いつも通りの元の自分に戻ろうとする。

これが三日坊主の原因である、
「恒常性(ホメオスタシス)」という性質です。

しかしやっぱり自分は変わっていきたい。
新しい知識や技術、習慣を身に付けていきたい。

何か良い方法はないんでしょうか?

実は、この「恒常性」という強敵ですが、
意外な弱点があります。

それは「変化がゆっくりだと、それに気づかない」
という事です。

何だかちょっとバカみたいな弱点ですが、
本当の話です。

痩せるのは難しいのに、太るのが簡単なのはなぜか?

痩せるのが難しいのは、それが変化だから、
「恒常性」がその変化に抵抗するからです。

しかし、よく考えると、
太るというのも変化じゃないのか?

太る、というのも変化のはずなのに、
それには抵抗してくれない「恒常性」。

なぜかというと「太る」という変化は、
少しずつ、ゆるやかに起こるもので、
「恒常性」はゆるやかな変化には気づかないからです。

ゆるやかな変化は見逃してしまう恒常性。

だから、いつの間にか太っている。

一方、痩せる時は、
なるべく短期間に痩せようとしてしまう。
そして失敗します。

だったらどうすればいいのか?

ダイエットのコツは「少しずつ痩せること」。

もっというと
「必然的に痩せる生活習慣を作り上げていくこと」です。

それも、少しずつ。

とにかく確実に続けられることをやり続けること。
これが重要です。

30回の腕立て伏せを毎日やる。30回ができないなら、
1回だけの腕立て伏せを毎日やる。

たった1回の腕立て伏せですから、筋力強化にも、
カロリー消費にも直接役立つわけではありませんが、
腕立て伏せを「脳に慣らす」意味で非常に重要です。

1回の腕立て伏せでも毎日続けられないなら、
もっとハードルを下げる。

腕立て伏せを2日に1回。
それでも無理なら一週間に1回。

そして続けられて、習慣化できたら、
また少しずつハードルを上げていく。

Illustratorを学ぶ場合も同じです。

とにかく簡単な事をやる。

何か作るのが難しければ、文字を打つだけにする。

文字を打つのも難しければ、
ソフトを立ち上げるだけにする。

とにかくIllustratorを扱う事は特別なことでないと、
脳が慣れて受け入れるまで、簡単なことをやり続ける。

くだらなく感じるかもしれませんが、
効果は絶大です。

<後略>

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